金曜に『ささやきの彼方』。幾重にも折り畳まれた眼差しの物語。〈そうであったかもしれない私〉に根差し、〈にもかかわらずこうである私〉はある。存在の普遍性と単独性が一本の眼差しのなかにまっすぐつながるとき、高山玲子そのひとの身体を風景が走る。会いたかったひとに会えた。

11:35am March 12th 2017 via Twitter for iPhone