幾代餅には弱い。それこそサゲがないという程度にしか人情噺じゃないわけだけど、だからこそ、ラストの江戸っ子ふたりの会話シーンにはついつい泣かされそうになる。それは中村仲蔵も同じで、ぐっと来るのはやはり「仲蔵の定九郎を見たかい」と江戸っ子がわいわい評判を口にするところだ。

10:05pm April 14th 2012 via Twitter for iPad