西荻窪の音羽館は小さいが、いい古本屋だ。普段づかいの古書店としてぴったりである。新刊以外の古井由吉はほぼここで揃えた。数年前に後藤明生の『壁の中』を買ったのもここ。4千円だった。が、昨日棚にあった『壁の中』はたしかに1万円と値が付いていた。状態の差とも思えず、値上がったんだろう。

9:00am June 10th 2010 via Twitter Web Client